[小ネタ][Amazon Connect]Lambdaリソースはインスタンス設定を削除してから消しましょう
はじめに
こんにちは、中村です。
Amazon ConnectでLambdaのリソースを削除するときに気をつけた方が良い箇所を見つけました。
Amazon Connectのアップデートでこの問題が解決する可能性があります。
現象は下記になります。
- インスタンス設定で追加したAWS Lambdaのリソースを削除した場合に追加してあるリストから削除できない。
- 問い合わせフローのAWS Lambda関数を呼び出すブロックで削除したリソースを選択できる。
現象を再現する
現象を再現するにあたりLambda関数を作成します。作成した関数は、インスタンスの設定で問い合わせフローにAWS Lambda関数を追加します。今回は、ConnectTestという関数を作成しましょう。
任意の問い合わせフローを開き、統合からAWS Lambda関数を呼び出すをドラッグします。ブロックをクリックすると呼び出す関数を設定できます。先ほど追加したConnectTestが確認できますね。
それでは、Lambdaリソースを削除します。削除が完了したらインスタンスの設定で問い合わせフローのAWS Lambdaのリソースを確認します。リストには削除したリソースが表示されているはずです。Removeをクリックし削除してみましょう。
Lambda関数を更新できませんでした。もう一度試してください。 となり削除ができません。それではAWS Lambda関数を呼び出すブロックを見てみましょう。 リストにはConnectTestが表示されました。選択し保存して発行もエラーが出ませんでした。
以上のことからAmazon Connectで利用するAWS Lambdaリソースは、まずAmazon Connect上での設定を消してから行いましょう。
まとめ
実際に構築していくときに利用できないリソースが選択できてしまうのはあまりよろしくはないので、AWS Lambdaを削除するときは事前にインスタンス設定から削除しましょう。
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